神戸学院大学人文学部人間文化学科2005年特別講義I編


by shohyo

頭がいい人、悪い人の話し方

d0068008_18203831.jpgこの本は、普段われわれが話をしているとき、相手の知的レベルが分かるという。だから、話し方ひとつで評価されてしまうので、その話し方をかえていこうというものである。頭の悪い話し方では人望がなくなり、さびしい生活を送るようになるかもしれない。では、どのようにしたら、話し方が変わるのだろうか。それは簡単である。頭の悪い話し方が分かれば、知的な話し方が身に付くというものである。
自分が頭の悪い話し方をしていないかを振り返ることのできる契機を与えてくれる一冊である。そして、周りに頭の悪い話し方をしている人への対策や、自覚するためのアドバイスで手助けもしてくれる。
視野が狭い人は、知的ではない。テロが起きても、関心を持たず、関心があるのはタレントの話題やファッションばかりである。仮に、関心を持ったとしても、その背景にある国際政治について考えない。このような人を「視野が狭い」といえる。『芸能についても見識をもつのは、決して愚かなことではない。日常生活を一生懸命に送ることも素晴らしいことだ。だが、日常の向こうには天下国家があること、日常生活を支えているのが、政治や経済であることを認識しておくことが必要だ』。しかし、このような人からは直接被害をうけない。うんざりはさせられるであろう。対策は、視野の狭さが仕事に差し支えるときには、きちんと言うべきである。それ以外では、好き勝手に話させればよい。自覚するには、自分の視野の狭さを認識することである。認識できれば、視野の狭さから脱出できる。その方法は、政治や経済を難しいものと考えず、日常に関わる、リストラなどから理解していけば、視野は広がる。
視野が狭いと、人生で困ることが多い。例えば、就職活動の面接や小論文などで、露呈してしまうだろう。自分がどうかわかる手助けをしてくれるので、助かるであろうし、周りに狭い人がいるなら、その人のために教えてあげるべきだ。
自分が悪い話し方に自分がならないためにも、頭が悪い人の話し方を学びとる。という、「反面教師」を利用して、頭の言い話し方を身につけるようにさせてくれる。この本の内容を読むと笑えることが多いが、一方で自分も頭の悪い話し方をしているところがあるかもしれないので、自分を変えてくれるだろう。いつか、恥をかく前に読むべきだ。

文:フランク・ランパード
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by shohyo | 2005-06-29 18:21